イシハラ株式会社

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施工管理職のお仕事拝見!

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施工管理職は、建物が完成するまでのスケジュール管理や建築現場の安全管理を担っています。
ここでは、施工管理職のNさんに、初めて建方工事に立ち会ったときの様子をリポートしてもらいました。
実際にどんな仕事をしているのか見てみましょう。

施工管理職 Nさんのある一日

初めての建方工事体験!
建方工事
住宅一軒が完成するまでには、基礎工事、内装工事など色々な工事があります。その中で今日は「建方(たてかた)工事」の立ち合いに行ってきました。
建方工事とは、骨組みとなる柱などの材料を組み上げていく工事のことです。
今日は8人の大工さんが協力してくださり、1日かけて作業をしました。
家の骨組みが完成するまでの作業を初めて見たのですが、午前中には2階までの骨組みが完成してしまい、速さに驚きました。
8:00
工事開始
プレカット用の図面を見ながら、柱や梁の位置や長さを確認しました。
建物の骨組みとなる木材は、現場ですぐに組み立てられるよう、工場であらかじめ切断・加工しておきます。これをプレカットといいます。
設計担当の方も来てくださったので、知らない単語や図面でわからないところを質問すると、丁寧に教えてくれました。化粧下地の場所や、梁を出すところなど、図面にも書いてあるのですが、読み取れていなかった部分を教えていただきました。
暑い中でしたが大工さんたちも明るく作業されており、度々新入社員の私を気にかけてくださいました。
10:30
2階床
大工さんの許可を得て、足場に乗らせてもらいました。屋根の高さまでいくと、かなり高く感じ、大工さんは危険と隣り合わせの状況で作業されているのだなと思いました。だからこそ、安全な現場を常に確保しなければいけないなと責任を感じました。
また、風が強く吹いたときに少し揺れて驚きました。今後入社される方で高所恐怖症の方は注意が必要かもしれないです。
それと、今日組んでいる材料は、当社の石巻工場でプレカット加工されたものと聞きました。他の企業さんは他社から仕入れて工事することが多いのですが、イシハラは自社で納入して工事もできる、そこが他社との違いで魅力の一つだと思います。
16:00
状態確認
設計担当の方が、お施主様(おせしゅさま)に実際に骨組みが出来上がった状態を見てもらい、変更したい点やご希望があるか確認をしていました。図面だけではイメージしづらい部分があると思うので、相談や確認をしっかりすることは大事だと感じました。
ちなみに「お施主様」とは、この住宅の注文者であるお客様のことです。このような専門用語も勉強中です。
16:30
四方お清め
最後にお施主様にお酒と塩、米を部屋の四隅に撒いていただきました。これは四方清め祓いといって、工事の安全を祈願する儀式です。お施主様たちご家族とお話しさせていただき、これから自分もこの現場を担当させていただく一人になったのだと、強い実感が湧きました。
今日初めて工事に立ち会いましたが、とても現場の雰囲気がよく、一日が本当にあっという間でした。今後、今以上に気を引き締めて仕事に臨んでいきたいです。

施工管理職Nさんの一日、いかがだったでしょうか。

今回現場での仕事をリポートしてくれたNさんは、建築の専門知識ゼロの状態で入社しています。
いま、施工管理職として幅広い知識を得たい!と、目覚ましい勢いで勉強中です。

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